TDPTを使用し”病的な歩行を判別”することに成功した論文が掲載されました

弊社が開発した歩行解析アプリTDPT for Gait Test(TDPT-GT)(現時点では研究用、非公開)を使って
”病的な歩行を判別”することに成功した論文が「Sensors」に掲載されましたのでご報告いたします。

【論文タイトル】Artificial Intelligence Distinguishes Pathological Gait: The Analysis of Markerless Motion Capture Gait Data Acquired by an iOS Application (TDPT-GT)

【掲載学術誌】
学術誌名:Sensors doi: 10.3390/s23136217

また、それについて山形大学よりプレスリリースが行われました。
詳しくはこちらをご覧ください。リンク先には、掲載された論文のPDFもございます。
https://www2.id.yamagata-u.ac.jp/information/ai-1.html

(以下 プレスリリースより引用)

AIが病的な歩行を判別~スマートフォンアプリで撮影した6秒の歩行データで判別可能~

iPhone アプリTDPT-GTはスマートフォンでモーションキャプチャを可能にした。
本研究はそのアプリで様々な歩行データを撮影し、各人約6秒のデータを深層学習させ、
病的歩行(患者さんの歩行)とコントロール歩行(疾患のないボランティアの歩行)を
自動判別させることができました。

【背景】
歩行は下肢のみならず、姿勢、バランス、筋力、各身体部位の動作をなめらかに組み合わせて行う複雑な動作です。
これらの様々な要因が障害されると、歩行が障害され、日常生活に大きな影響を及ぼします。
しかし、このような複雑な動きを見て、それが病的なのかどうかを見て取るのは、とくに歩行障害が軽症である場合では、
ベテランの専門医であっても困難です。病的な歩き方を早く発見できれば、リハビリテーションや介護予防、疾患の早期の診断に役立ちます。
そこで私達は、スマートフォンを活用した計測方法を開発し、それを利用してAI による歩行判別を試みました。

以降の内容はプレスリリースのリンク先をご覧ください。