TDPT(Windows版)ver0.6.0 操作説明
2023/00/00公開
アプリ全体について
アプリの中で保存した情報は次回起動時にもその設定を読み込んで起動します。
アプリ起動後にカメラなどのデバイス類を接続しても反映されませんので、起動前に接続してください。
設定類の初期値は基本的におすすめの設定になっています。
何か困ったことがあれば設定をリストアし、アプリの再起動または端末を再起動。それでも治らない場合はアプリの再ダウンロードをお試しください。
目次
P0 … アプリ全体について、目次(このページ)
P1 … トップ画面
P2 … Sourceパネル
P3 … Worldパネル
P4 … Avatarパネル
P5 … UpperModeパネル
P6 … Cameraパネル
P7 … DisplayWindowパネル
P8 … Send&Receiveパネル
P9 … Itemパネル
P10 … Exportパネル
P11 … Otherパネル
↓アプリ全体について、以下の補足事項もご確認ください。
上手なモーションキャプチャーのコツ
概要
- 1人の人間しかキャプチャーできません。
- 入力映像に写っているものしかキャプチャーできません。
- 入力映像に複数人が入った場合、結果が暴れてしまいます。
- AIが人間でないものを人間と間違えてしまうこともあり、その場合も結果が暴れてしまいます。
服装と背景
- 背景と服の色味がはっきりしている状態がより良いです。
- 服装は体のラインが出るものがより良いです。スカートや和服などはキャプチャーしにくいです。
- 背景に人間だと勘違いしてしまう物が写っているとキャプチャーしにくいです。
- 暗い場所の映像はノイズが乗りますので、明るいところのほうがより良いです。
カメラや動画データ
- カメラは機種に非常に依存します。アプリが認識しないカメラや、カクついてしまうものなどもあります。検証した動画がこちら。
- ブレの少ない状態やフォーカスの合っている状態のほうがより良いです。
- USB カメラに多い “オートフォーカス” は自動でフォーカスを合わせている最中にキャプチャーできない状態があるかもしれませんので、“マニュアルフォーカス” のカメラがおすすめです。
- 広角カメラだとやりやすいです、上半身モードが特にそうです。広角すぎる場合に認識が悪くなる事も考えられるため注意が必要です。
使用できるアバターについて
標準アバター
各標準アバターに関する利用条件はこちらをご覧ください
「壇市(だんいち)カイ」
https://hub.vroid.com/characters/4039714893258252827/models/1616830514907183879
「小隅(こずみ)うるう」
https://hub.vroid.com/characters/134029146140289539/models/3225461282977024276
「りゅん」
https://hub.vroid.com/characters/6808033248597331475/models/799898762708553542
動作するアバター
動作するのはVRMアバターのみです。
バージョン1.0にも対応しています。
必須のボーン
TDPTはUnityのHumanBodyBonesのボーン群で動作しています。
読み込んだアバターに以下のボーンが無い場合は、正常に動作しないか、警告などが出る場合があります。
()カッコ内のボーンは必須ではありません。
- Hips
Body内
- Spine, Chest, (UpperChest) ,Neck, Head, (Jaw), (Eye L R)
Leg内
- UpperLeg L R, LowerLeg L R, Foot L R, (Toes L R ※1)
Arm内
- (Shoulder L R ※1), UpperArm L R, LowerArm L R, Hand
Finger内 ※2
- LeftおよびRightの Thumb 1 2 3, Index 1 2 3, Middle 1 2 3, Ring 1 2 3, Little 1 2 3
※1 ある方が表現が良くなります。
※2 各指3本ずつのボーンが1つでも足りない場合エラーとなります。また、Finger内にボーンが1本もない場合は、アバターロードはできますが手首より上が動きません。
不要なボーンがある場合は無視しています。無視したボーンは身体に追従して動作します。
アバターに問題が出る場合は、HumanBodyBonesのボーン群と同じ状態になるよう、ご編集いただけますと幸いです。
読み込んだアバターに不具合が出ている場合
◆ 腰の位置で不具合が出ている場合
そのアバターの腰最下部ボーンの位置より足ボーンの位置が高くなってしまう場合に不具合が出ることが確認されています。
その場合、腰最下部ボーンの長さを少し上に短くしていただくと改善いたします。
◆ アバターロード時に「VRM file load error」が出てしまう場合
1,VRMのHumanoid設定で必須のボーンがアタッチされていない場合
2,他何らかの原因でHumanBodyBonesとして認識できなかった場合
商用利用について
TDPTを使って
・モーションデータの出力や送信
・出力データのご利用
・アプリからの配信
・アプリ画面スクリーンキャプチャ
などは個人・法人ともに商用利用、研究、論文使用などにご自由にお使いください。
ただし、動画を使用した場合その動画の映像、音楽、振りつけ等に関しては著作権に注意してご利用ください。
ご不明な点等ございましたらお問い合わせにご連絡ください。
★開発の励みになりますのでぜひSNSなどでどしどしご紹介ください!「利用した!」というご報告もお待ちしております。
P01 トップ画面
「HELP」:ヘルプボタン ヘルプ画像を表示するボタンです。キーボード、マウスの操作についてショートカットキーが割り当てられています。 日本語 英語 ...
続きを読むP02 Sourceパネル
全パネル共通部分 ◆「Source Select」:入力選択 ◇「Camera」:カメラタブ内 「Select Camera Device」:...
続きを読むP03 Worldパネル
全パネル共通部分 「Select World」:ワールド選択 Blank、Room、Bar、NewsStudio、Town、Audito...
続きを読むP04 Avatarパネル
全パネル共通部分 ◆「Select Avatar」:アバター選択 アバター選択プルダウン 初期アバターは「壇市カイ」「小隅うるう」「り...
続きを読むP05 UpperModeパネル
全パネル共通部分 ◆「Change Upper Mode」:上半身モードの切り替え 「Use TDPT System」:TDPTシステムを使用す...
続きを読むP06 Cameraパネル
全パネル共通部分 ◆「Position」:カメラの位置 カメラ位置のプリセットボタン アバターを映すカメラが選んだボタンの位置に移動します...
続きを読むP07 DisplayWindowパネル
全パネル共通部分 ◆「Select Window」:ウィンドウ選択 2つウィンドウを設置することができます。タブでWindow1かWindow2...
続きを読むP08 Send&Receiveパネル
全パネル共通部分 ◆「VMC Protocol」:VMCプロトコル ◇「Send VMC Protocol」:VMCプロトコルで送信 同一...
続きを読むP09 Itemパネル
全パネル共通部分 ◆「Item Select」:アイテム選択 アイテム選択プルダウン 初期アイテムが7点入っています。追加したアイテムはこ...
続きを読むP10 Exportパネル
全パネル共通部分 「Start Recording」:記録スタート ◆「Settings」:設定 「BVH」/「VMD」:記録する形式...
続きを読むP11 Otherパネル
全パネル共通部分 ◆「Other Settings」:その他設定 「Screen Size」:“1920×1080”、“1280×720”、“全...
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